なりゆきトラベラーズ

都道府県カードで行き先が決まる旅遊びブログ

ちょっと鹿児島行ってきました。西郷どんだけじゃないのよ その2 [創造の感性あふれるしょうぶ学園の世界に魅せられる]

こんにちは、都道府県カードで行き先が決まる旅遊び「なりゆきトラベル」をしております、ドラミです。週末に鹿児島に行ってきました!という事で、番外編その2です。

ライフサポートセンター「しょうぶ学園」

前回、鹿児島に来た時に行けなかったのがこの「しょうぶ学園」。ここは、鹿児島市吉野町という所にある施設で、ハンディキャップを持つ方達が食やアートなどを通して、自分らしく生活している場所です。施設内ではギャラリーや食事、雑貨などの購入を楽しむ事もできます。

福祉としての観点からよりも「それぞれの自分らしさ」を尊重し、作り上げられている環境、更には作品として、商品としてその素晴らしさが注目されています。

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誤解のない様に施設の説明はホームページより。

障害者支援センター〈SHOBU STYLE〉は、
障害を持つ人たちが地域社会でよりよく暮らしていくために、
友好的で、安全で、優しく、のびのびとできる環境を提供しています。
障害のあるなしに関わらず、支援を必要とする人、
支援を提供する側といった枠を超え、
ものづくりをとおして、人が本質的に備えている創造する力を引き出し、
ともに恊働する者としてよろこびをわかちあえるコミュニティづくりを
私たちは夢見ています。
人と人がささえあい、つながりあい、つくりだすくらし、
私たちは創造的な福祉事業の可能性に挑戦しています。

www.shobu.jp

施設内には至る所に作品や、お便りが溢れていて、どれもじっくり見たくなるくらい愛らしいものばかりでした。

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工房しょうぶアーカイヴ展

実は、先々週までギャラリーでは2010年以前に制作された工房しょうぶ園生の作品展「工房しょうぶアーカイヴ展 vol. 1」が行われていました。

見たかったなぁと思っていたら、なんと今はvol.2開催中!まだホームページには情報が出ていなかったので、嬉しいサプライズでした!

 

小さなギャラリー内には10数点、作品が並んでいたのですが、なんとなく、これは写真で見るものではないかなと思い撮影はしませんでしたが、機会があればぜひ見てほしい。

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ここに書いてある通り、何を狙う訳でもなく「現実」を受け入れて「今」を表現することにひたすらに向き合って生まれた作品達は心を打たれるものがあります。

全てに「無題」と書かれた作品を目の前に、「意味を持たせること」の無意味さを突きつけられているかの様でした。

 

ギャラリーに沿う様に造られた池には、太陽の光に反射して色鮮やかに輝く金魚たちが優雅に泳いでいます。もうこれすらも作品の一部じゃないかと思うくらい、ステキな空間でした。

優柔不断なドラミ、エネルギー溢れる作品たちを前に刺激をもらう

クラフトショップで少し買い物をしました。便箋やうちわも気になりましたが、私はこれに一目惚れ。いつもは優柔不断な私ですが、見つけたら決めるまで一瞬でした。

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他にも植物の部屋にある植木鉢がすごくすごーーーく可愛かったですが、さすがに持って帰れないという事で断念。いつか、タイミングが来たらその時にピンと来るものを見つけに行きたいです。

焼きたてパンの香りはどこから?!

帰り際、駐車場に向かっていると焼きたてパンのとっても良い香りが!引き寄せられる様にパン屋さん「ポンピ堂」へ。

ここのパンやお菓子は全粒粉を石臼で挽いて作っているそうですよ。

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中に入ると、1人の男性がとてもにこやかに出迎えてくれて、「美味しいですよ!」と商品のことを教えてもらいました。

彼はそのまま、パン屋さん内の一角に設けられたアトリエの様なスペースの椅子に座ると何やら黒板に書き始めました。

 

どうやら毎日こうやって最近の出来事なんかを黒板に書いている様です。完成は見れなかったけど、その姿がなんとも楽しそうで、キラキラしていて、「誇り」すら感じました。

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私たちはイチジクのパンとチョコパン、そしてシュークリームを買って車へ。

まだ暖かいパンから順に食べましたが、ふわふわしてとても優しくて、味わいたくなるおいしぃ〜〜〜いパンでした。

特別な場所ではないこと

敷地内には他にもお蕎麦やさんやパスタ屋さん、地域交流スペースなんかもあるそうです。ちなみにとても人懐っこい羊とロバくんもいます。

人も動物も、空気さえも優しさと自分らしさに満ちている場所だなと思いました。色んな所に「生きてる」がいて、それは障がい者であろうとそうでなかろうと関係なく共感できるものたちだと思います。

何も特別に思うことなく、食事や買い物、そして場所自体を楽しむために行ってみてほしいなと思いました。

施設情報「しょうぶ学園」

住所:〒892-0871

鹿児島県鹿児島市吉野町5066

電話番号:099-243-6639

営業時間と定休日:

パスタ&カフェ otafuku

OPEN 11:00〜17:00
CLOSE 月・火

パン菓子 ポンピ堂

OPEN 11:00〜16:00

CLOSE 月・火

そば屋 凡太

OPEN 11:00〜15:00

CLOSE 月・火

クラフトショップ ル・デポ

OPEN 10:00〜17:00

CLOSE 月・火

Sギャラリー

OPEN 10:00〜17:00

ちょっと鹿児島行ってきました。西郷どんだけじゃないのよ その1 [朝ご飯にヂャンボモチを食べる]

こんにちは、都道府県カードで行き先が決まる旅遊び「なりゆきトラベル」をしております、ドラミです。週末に鹿児島に行ったので、番外編です。

この週末は私達2人とも鹿児島におりました。ドラミは3回目、まだまだ初心者です。いっぽう彼は鹿児島にご縁があり、よく滞在しているので、色々連れて行ってもらいました!

鹿児島の郷土菓子「両棒餅」

遅めの朝ご飯を軽く食べたかったのですが、「ヂャンボモチ食べにいこう!」と言われ、向かった先は鹿児島市吉野町という所の海沿いにあるお店「平田ぢゃんぼ餅屋」さんです。

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両棒餅とかいてヂャンボモチと読みます。名前が名前なだけに、「今日は満腹との闘いか…」と覚悟しました。

おコタでぬくぬく、癒しの時間

お店に入ると奥に部屋があり、靴を脱いでお座敷部屋に上がります。お持ち帰りも出来ますが、私たちはこたつが並べられた店内で海を見ながら食べることにしました。

「2人前にしようか〜」と話していたら、元気な店員のおばちゃんに「朝食食べてないならペロッと食べれるよ!」とかわいい鹿児島弁で半ば強引に2人前になりました。笑

親戚の叔母さん家に来た気分で、私たちも隣のカップルもなんだかホッコリ。癒されました。

いよいよジャンボ餅とご対面

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ジャンボじゃな〜い!!

ふわふわのお餅に竹串が2本刺さっていて、みたらしよりも少しさっぱり目のとろみのある砂糖醤油がかかっています。10本入り、一皿500円です。

ちょっと焦げたところがアクセントになっていて美味しかったです!また、お餅と一緒に出してもらえる沢庵と緑茶が合う!

おばちゃんが言ったように、ペロッと1人一皿あっという間になくなってしまい、彼は「30本は食べれる」って言ってました。笑

 

気になる名前の由来なのですが、両棒(ぢゃんぼ)は昔の方言で「武士の大小の刀」を意味していて、2本の竹串を刀に見立ててこの名前がつけられたそうです。大きいってことじゃないんですね!

外には雄大桜島

外に出ると桜島が目の前に!!すごく天気もよくて気持ちがいい〜!!この日はまだ人も少なくてゆったりした時間が流れていましたよ。

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この辺にはぢゃんぼ餅屋さんが何軒かあるみたいで、お気に入りのお店を見つけるのもいいかもしれませんね。

店舗情報「平田ぢゃんぼ餅屋」

営業時間:9:00〜18:00

住所:〒892-0871 鹿児島県鹿児島市吉野町9673

電話番号:099-247-3354

鹿児島のことが好きになっていく

3回目の鹿児島で心から思うことは、とにかく食べ物が美味しい!お魚もお肉も美味しかったけど、甘味もあるなんて益々好きになっちゃう!

 

そして、人がとっても穏やかで愛らしい感じがとってもいいなと思います。喋り方とかもすごく可愛いんですよ。

ぜひ、観光地を巡るだけじゃなくて、地元のお店に行ってみて欲しいなって思います。

私もまだまだ行ったことないところばかりなので、次に行くのがすでに楽しみになってきています♪

「なんだあれは!!」からの寄り道。伝説の優しい巨人突如現る

こんにちは、都道府県カードで行き先が決まる旅遊び「なりゆきトラベル」をしております、ドラミです。なりゆきトラベル第一弾は茨城県

あんこう探しの途中、車を走らせていると突如山の中に白い大きな物体が!?「なんだあれは!!」からの寄り道。

伝説の大男を知ってるかい?

その大男は、茨城県水戸市、大串というあたりにいます。昔々、奈良時代の頃からいつもみんなを見守っている存在だという。それが彼、ダイダラボッチです。(他にもダイダラボウやダイタッポウとも呼ばれる)

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出典:大串貝塚ふれあい公園 « 一般社団法人 水戸観光コンベンション協会

こんな白い大男が山の上から急に現れるので、気になりすぎて急遽寄り道することにしました。

日本人?外国人??その正体は???

私たちが見つけたのは「大串貝塚ふれあい公園」というところにある白い巨像でした。

ダイダラボッチは遠目から見ると外国人に見えますが、日本人です。座った状態で15m25cmあります。

茨城県には各地に大男の伝説が残っていて、呼び名は少しずつ違うものの同じ人物という説が多いです。とても優しくて、村人たちのために沢山の伝説を残しているとされています。

茨城県だけでなく、全国にも同じような話があったりするので、昔はダイダラボッチが全国各地旅をしていたのかもしれませんね。

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出典:大串貝塚ふれあい公園(水戸市)/茨城県

アングルがシュールですね。伝説の一部がこちら。

水戸市の伝説

大昔、今の同市大足(おおだら)町辺りの村にダイダラボウという大男が住んでいた。村の南側には高い山がそびえ、日陰になって作物が育たず、人々は貧しかった。

「この山がなければよかったのに」

村人の嘆きを聞いたダイダラボウは村人を喜ばせようと、山を北側に動かした。日は当たるようになり、作物もよく育つようになった。

え?!めちゃ、いい人!

この話にはさらに続きがあります。

ところが今度は、山を移動させたときにできた穴に水がたまり、雨が降ると村が水浸しになるようになってしまった。ダイダラボウは水が流れるように指で小さな川を作り、下流に沼をつくった。

出典:【北関東怪奇伝説】ダイダラボウ、ダイダラボッチ、ダイタッポウ…伝説の巨人たちが村人たちのためにしたこととは…(1/4ページ) - 産経ニュース

ちなみにこの動かした山は水戸市笠間市城里町の境にある朝房山で、指で作った沼は水戸市偕楽園横にある千波湖なんだそうですよ。

ダイダラボッチ、自由!!

筑波山はこうして出来た

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日本中をかけずり回っているだいだらぼう(ダイダラボッチ)は、遊び疲れると筑波山に腰を掛けて休んでいました。そのため筑波山の山頂はだいだらぼうのおしりの形に凹んでしまったそうです。

出典:茨城の巨人伝説を一気に知ろう!ダイダラボッチ、大串の巨人などまとめ※随時更新中(茨城県各地) | 茨城見聞録

本当に?!と言いたくなるけど、本当にある伝説です。なんだろう…尻に敷かれた筑波山に急に親近感を感じてしまいます。

いつも上手くいく訳じゃない伝説

今度は茨城県桜川市というところの伝説。

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平沢の地で天災と疫病が立て続けに発生しました。人々は不安になるばかりで、まさに神にもすがる思いでした。それを耳にしただいだら坊(ダイダラボッチ)は、人々の救いになればと神が宿る大石を背負って平沢までやってきたのです。しかし、高峰山の中腹で石を縛っていた縄が切れてしまいました。落ちた石はなぜかだいだら坊の怪力でも動かせず、だいだら坊は無念なまま平沢を去っていきました。

出典:茨城の巨人伝説を一気に知ろう!ダイダラボッチ、大串の巨人などまとめ※随時更新中(茨城県各地) | 茨城見聞録

伝説だからって、なんでもカッコ良くいく訳ではありません。

村人達としては疫病も大変だけど、そのままになっちゃった大岩も結構困ったと思うんだけどな…

それでも、ダイダラボッチは善意でやってるので「良いヤツ!」という伝説になっているあたり、さすがです。

気になった方はぜひ会いに行ってください

ちょっとずつ、ダイダラボッチが気になってきましたか?他にも伝説は沢山あるみたいで、夜中のうちにサプライズで橋を作ってあげたりと、お茶目な感じもあります。

 

この大串貝塚ふれあい公園の場所にはもともと貝塚があり、昭和45年(1970)に国の史跡として指定されました。貝塚が出来た時期は縄文時代前期(5500年前)とされていて、これもダイダラボッチが貝を食べた後とされているそうです。

大男からしたら、貝めっちゃ小さいから、おやつですかね。

ダイダラボッチの中へも

私たちは車の中からしか見なかったのですが、ダイダラボッチの土台の部分は展示室になっています。展望台もあるので、綺麗な眺めも見ることが出来そうです。

また、縄文広場には竪穴式住居なんかも再現されているので暖かかったらグルッとお散歩してみるのもいいかもしれませんね!

施設情報「大串貝塚ふれあい公園」

開園時間:終日

※巨人像、古代復元住居、埋蔵文化財センターは午時から16:15まで

休園日:なし

※園内施設は月曜日(祝日の場合はその翌日)、12月29日~1月3日

住所:〒311-1114 水戸市塩崎町1064-1

電話番号:029-269-5090

あんこうをお裾分け!市場直送セルフあんこう鍋に挑戦!!

こんにちは、都道府県カードで行き先が決まる旅遊び「なりゆきトラベル」をしております、ドラミです。なりゆきトラベル第一弾は茨城県

私たちは、前日に食べたあんこう鍋の感動が忘れられず、市場へ行くことにしました。

歓迎!大型観光お魚食市場

今回向かったのはここ。大型観光お魚食市場「大洗イエローポート」。その名の通り、眩しいほどに黄色い建物が目に飛び込んで来ます。

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出典:

www.yellowport.co.jp

そして、まさかのここにもマスコットキャラクターが!!白くまのポーちゃんらしいです。

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出典:

大型観光お魚食市場「大洗イエローポート」 水戸大洗インター前の魚市場・回転寿司魚屋藤五郎・海鮮お魚食堂

茨城にはどこのお店にもマスコットキャラクターがいるの…?それもツッコミどころ多目の。笑

イベント満載の観光スポット

大洗イエローポートは魚市場であるポートエリア、お寿司屋さん、お食事処が合体した施設です。季節によってはマグロの解体ショーやサンマの掴み取りなどのイベントもやっているそうです。この日は平日だったので人は少なめでしたが、休日は多いのかもしれないですね。

私たちが行った時にも吊るしてありましたが、あんこうの吊るし切りもあるらしい!!!なんか、すごい!!

(※あんこうを捌く映像が生々しく流れますので、苦手な方は再生しないでくださいね)

お魚だけではなく、茨城県のお酒や水戸納豆なんかも売っているので、お土産探しにくるのもいいなと思います。冷蔵庫に入っていたワンカップが可愛かったなぁ。

新鮮なお魚たちがズラリ

さて、私たちはここへ何しに来たのかと言うと、あんこうを探しに来ました。

と、言うのも数日後にお友達の家に遊びに行く予定にしていたので、一緒にあんこう鍋が食べたかったから。市場で捌いたあんこうをチルド便で送ってもらうことにしました。

今回は鍋セットとかではなく、お魚のみでしたが配送の日に合わせて捌いてくれるので新鮮!そして4〜5人前用で4,000円くらいだった気がします。とにかく安かったという印象があります。

こうやって旅に行ったら、その土地のものをお土産として送って、旅の話をしながらワイワイ楽しむのも旅の醍醐味の1つだなーと思います。

店舗情報 大型観光お魚食市場「大洗イエローポート」

営業時間:
お魚市場  9:00~18:30 ※土日祝は8:30~
お魚食堂 10:45~19:30(LO) ※土日祝は10:30~20:00(LO)

住所:茨城県水戸市大串町895

電話番号:029-269-3009

後日談 セルフあんこう

さて、数日後 私たちはお友達宅であんこう鍋を作りました。

作り方の紙をイエローポートでもらっていたので、身を洗ったり、肝の臭み取りをしたりと少し手間はかかりますが、作る工程も楽しかったです♪

濃厚さは旅館で食べてたものには敵わなかったけど、締めの雑炊までペロッとめっちゃ美味しかったーーー!!

こんな機会じゃないとなかなか出来ない豪華なお家鍋だったので、送ってよかった♪

 

また次の冬にあんこうお取り寄せして、セルフあんこう鍋づくりレベルアップ目指して作りたくなってしまいました!

便利だからって鵜呑みにしちゃいけない!?初めての場所に行く時にはきちんと確認を。古道具屋「百年百貨店」までの道のり

こんにちは、都道府県カードで行き先が決まる旅遊び「なりゆきトラベル」をしております、ドラミです。成りゆきトラベル第一弾は茨城県

出発前に見つけたとある場所がとても素敵で行ってみる事にしたのですが、なかなか見つからない?!大失敗な出来事。

インスタでたまたま見つけたお店を探しに

なりゆきトラベルの行き先が茨城に決まった頃、情報がなかなか見つからなかったのでインスタで「茨城」のハッシュタグなんかを検索してみたりしていました。

そんな時見つけたのが、水戸にある「百年百貨店」という古道具屋さん。元々お醤油屋さんだった建物を改装して造ったお店で、インスタに上がっている写真がとても素敵で行ってみたいなと思い、旅の工程に入れてもらいました。

www.instagram.com

百年百貨店について

百年百貨店ってどんなところなんだろう?と探してみても、なかなか情報が出てこない!!一番分かりやすくまとめてくださっているのがこちら。

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出典:百年百貨店

 

 茨城町に本店を置く「BACK YARD」の2号店として、ひたちなかから水戸・台町に移転した同店。和製アンティーク家具を中心に古い雑貨などを扱う。1903(明治36)年7月16日に建てられたしょうゆ蔵の建築115年となる節目に合わせて改修、オープンした。店舗面積は231平方メートル。

 「百年前から使い込まれてきたモノ、百年先にも伝えたいモノ、そんなモノたちを集めたお店」をコンセプトに、店舗として理想の場所を探していたと店主。知人の紹介でしょうゆ蔵であった同地を知り、移転を決めたという。

 出典:

mito.keizai.biz

 Googlemapを頼りにお店へ

さて、実は二日目の夕方にここへ行こうとGooglemapで「百年百貨店」と検索をして、向かいました。写真はずっと見ていたし、とても大きな建物だろうということも想像していたので「すぐに分かるはず!」と思っていたのですが…

Googlemapが指す場所についても「百年百貨店」であろう場所が見つからない…行ったり来たり、路地裏も通ってみたりしましたが見つからず、途方に暮れていました。

彼に「ちゃんとお店のホームページとかで住所調べた?」と聞かれ、固まるドラミ。。。

Googlemapで調べはしたものの、他では調べておらず。そのままその情報を鵜呑みにしていました。

お店のホームページは無いし、インスタにも住所は載っていないので、試しにfacebookページの住所を押してみる…

 

 

表示されたのは全然違う場所!!!??

 

完全に「ぽかーーーーん」ってなりました。こんなことある?!

下調べって本当に大事

上に引用したお店の紹介文にも書いてある通り、お店は平成30年7月に「ひたちなか市から水戸市内に移転」をしています。

そう、Googlemapが教えてくれたのは恐らく前の店舗の場所。お店を紹介しているブログの中にはこの住所のままのところもあるので、Google先生も混乱されているのかもしれません。

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出典:百年百貨店

元々「早とちり」や「おっちょこちょい」が、ちょいちょい出る私。閉店時間ギリギリに急いでもらって探していたこともあり、そんな私でもだいぶショックでした。きちんと下調べ、しなきゃですね。

翌日、リベンジ!!

と、言う事で「百年百貨店」に辿り着いたのは翌日の事。水戸市の住所で調べた場所に行ったら、比較的すぐに見つかりました(それでも分かりづらいところにはあるので行く方は気をつけて!)

あぁ。。。こんな事なら最初からちゃんと調べておけばよかった。。。「これも勉強」と言ってくれる彼に感謝です。

皆さんも、あまり情報が出てこない、初めて行く場所には充分に注意して、この様なことが無いようにしてくださいね!

店舗情報 古道具屋「百年百貨店」

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出典:百年百貨店

店舗に入ると、とてもひんやりしていて、周りとは全然違う空気が流れています。店内には程よいスペースを保ちながらたくさんの古道具が並んでいて、独特の世界を創り出していました。

店内にはスタッフもおらず、「御用の方は鳴らしてください」的なことが書かれたメモがあるだけ。系列店が他にもあるみたいなので、他のこともされながらこのスペースをやっているみたいです。古道具屋さんというよりはギャラリーっぽいというか、そんな感覚で空気感を感じに行くのが良いのではないかなと思います。

 

百年百貨店

営業時間:12時~17時(変更の場合あり)

住所:〒310-0835 茨城県水戸市元台町1561
※今は検索したら水戸市の場所が表示される様に改善されています
WEB:https://www.facebook.com/百年百貨店-883668128447494/

電話番号:090-8806-0266

そこはもうパラダイス!ほしいも好きはぜひ茨城県「ほしいも専門店 大丸屋」へ

こんにちは、都道府県カードで行き先が決まる旅遊び「なりゆきトラベル」をしております、ドラミです。成りゆきトラベル第一弾は茨城県

茨城を車で走っていると、至る所に「ほしいも」の文字を見かけます。そんな中でも「ほしいも」が堪能できるという場所へ行って来ました。

ひたすら干し芋の可能性を追求した結果がそこにある

私たちが向かったのは、「ほしいも専門店 大丸屋」
ここは創業以来120年間に渡り、ひたすら干し芋の可能性を追求し続け、ついには正に「ほしいも御殿」の様な立派なお店が出来ています。

大丸屋のホームページには

茨城県における甘藷切干(乾燥いも)製造の創始は、明治年間湊町(現在のひたちなか市那珂湊)からおこりました。甘藷切干製造はもともと静岡県下に行われていたものですが、湊町の先人が技術を導入し、これを近隣の農家が冬場の副業として生産を増大させていったものです。

出店:www.e-daimaruya.co.jp

とあります。

はじめは干し芋と並行して、特産品であったサツマイモをはじめとした野菜を本州〜北海道まで出荷していた様です。

ほしいもの需要って…

私たちが普段生活していると、ほしいもを食べる機会ってそんなにないんです。嫌いとかではなく、触れる機会がない。そんな中、町の至る所に「ほしいも」の文字が並んでいるのはとても不思議な光景でした。

一説によると、茨城の人はほしいもが大好きで、たくさん作ってもあまり県外に出ることはなく地産地消してしまうんだとか。

んーそう言われるとこの量を作ってもなかなか私たちが食べる機会が無いのも納得。むしろ、ちょっと悔しいのは何故でしょう!

まさかのお出迎え!!

さて、大丸屋に到着するとそこは、大型のバスなんかも止められる駐車場も完備する、とても立派な建物でした。

最初、場所が分からず隣の事務所らしきところに入ったら「店舗は移動しました。恐竜が目印です」的なことが書いてあり、「???」でしたが、隣の建物に行くと本当に恐竜の鍛鉄像とほしいも創始100年と大丸屋創業110年記念したさつまいものオブジェがお出迎え。

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出典:ほしいもとジェーラートのお店 ほしいも専門店大丸屋

ちなみにティラノサウルスの名前はキャメロット君らしいです。恐竜の足元には石碑があり、こう書かれています。

太古の昔、1億4000万年から6500万年前の中生代白亜紀の時代、ここひたちなか市那珂湊の地は恐竜や翼竜などが跋扈する原始の世界でした。
この時代は温暖で湿度が高い気候が続き、さまざまな種がこの7500万年もの間地上、海洋、空を含め多種多様な進化をとげながら繁栄しておりました。
この地の平磯・磯崎海岸にはその中生代白亜紀後期に推積した地層が露出し(白亜紀層と呼ばれています)のこぎりの歯のような岩礁が連なり波に洗われているが見られます。
実際に海岸へ下り、触れて観察することもできます。
アンモナイトやウニの化石の他、翼竜(ヒタチナカリュウ命名されました)の肩甲骨なども発見されています。
長くて太い角を持った草食性のトリケラトプス、巨大な草食恐竜のブラキオサウルス、ケティオサウルス 海生の首長竜プレシオサウルス翼竜プテラノドン・・・・・そして、まだ発見されてはいませんが、地上最強といわれる、この肉食恐竜ティラノサウルスもこのあたりで活動していたのでは、と想像し、このナカミナトリュウティラノサウルスを製作いたしました。
地球創造の情景はいかばかりであったか
皆様も当時の情景をこのティラノサウルス CAMELOT を前に想いをめぐらせてみてはいかがでしょうか。

ティラノサウルスは見つかってないんかーい!と思いつつも、なんでも無くここにある訳ではないらしい。知らずに行ったので、最初のインパクトはかなり強烈です。

 

駐車場に車を止めて、大きな乾燥施設を覗くと、早速ほしいもを発見!少しずつ小さくなっていっているほしいもたち。なんだか可愛く思えてきます。

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いざ、ほしいもパラダイスへ!

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出典:ほしいも専門店 大丸屋 (ひたちなか市) の口コミ27件 - トリップアドバイザー

中に入ると、所狭しと並べられたほしいもが!!いろんなサイズ、お徳用、お土産用などなどパッケージはもちろん、玉乙女、泉、シルクスイート、星きらり、星こがね、パープルスイート、ヘルシーレッドなどなど聞いたこともない品種のほしいもが並んでいました。

それぞれ原料いもの種類によって味はもちろん、色や見た目が違っていて面白かったです。全部ではないですが、試食もできます。

また、茨城県では「まるぼし」といって、小さな芋を丸ごと乾燥させたタイプもあり、やっぱり手間暇かかるのか少し値段は高めでしたが、芋の味はスライスされたものよりしっかり味わえるので、芋好きさんにはまるぼしがオススメ。

お土産はこれに決まり!

食べきりサイズのほしいもがたくさんあったので、これをお土産にすることにしました。3〜4枚ずつ入ったもので、300円ほど。それぞれ種類の違うものを10個買いました。

持って帰って知人に渡すと、意外に「ほしいも好きなの!」と言われて驚きました。好きな品種を選んでもらって、帰ってからも楽しかったですよ♪
他にもお土産パックもあったので用途に合わせて「ベストほしいも」を選ぶのが良いと思います。

店舗情報「ほしいも専門店 大丸屋」

住所:〒311-1225 茨城県ひたちなか市釈迦町18-38
電話番号:029-263-7777
営業時間 年中無休
平日 10:00~17:00 日・祝日 9:00~17:30

茨城では知らない人はいない?!カフェ好きは一度は訪れたい老舗カフェ

こんにちは、都道府県カードで行き先が決まる旅遊び「なりゆきトラベル」をしております、ドラミです。成りゆきトラベル第一弾は茨城県

3日目は茨城マスターズの1人と待ち合わせ。オススメのカフェでお喋りタイム

茨城ではスタバよりここ?!カフェの名店

私たちが待ち合わせをしたのは茨城では知らない人はいないと言われ、地元の人たちに愛される名店「SAZA COFFEE」

ここの本店がオススメ!との事でここに行く事にしたのですが、下調べが足りず合流した9時にはまだ本店はオープンしておらずひとまず最寄駅であるJR勝田駅にあるSAZA COFFEE勝田駅前店へ。

SAZA COFFEEとは

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出典:茨城の有名店「サザコーヒー」本店が異空間すぎる。コーヒー愛あふれるカフェ | マニマニマグ

元々は1947年に創業した映画館だったそうです。そこから20年ほどして映画館運営会社がサザコーヒーを創業。そして、更に20年後にサザコーヒー本店が開店しました。

豆はもちろん自家焙煎で、更には南米コロンビアにてコーヒー豆の直営農園を開設、品評会での受賞などを経て今では14店舗を展開してる、コーヒー好きからすると一度は名前を聞いた事があるであろうくらい大きな存在です。

www.saza.co.jp

SAZA COFFEE勝田駅前店

さて、私たちが行った勝田駅前店は駅ロータリーが目の前にあり、一応駅舎と一体になっています。

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出典:サザコーヒー 勝田駅前店 - 勝田/コーヒー専門店 [食べログ]

天井が高く、とても落ち着いた雰囲気の店内で、女性のスタッフがにこやかに迎えてくれました。まだお客さんはほとんどいなかったのでゆっくりした雰囲気で、奥にあるカウンターにはサイフォンが並んでいました。

ちょっとした軽食やケーキも並んでいて、きっとお昼過ぎ頃には賑わうんだろうなぁと感じます。私たちはコーヒーをそれぞれ注文しました。

1時間ほどすると本店が開く時間になったので、一旦お店を出ることに。「ぜひ本店に行って欲しい!」という茨城マスターズの押しで、サザコーヒーをはしごすることになりました。

SAZA COFFEE本店

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出典:茨城の有名店「サザコーヒー」本店が異空間すぎる。コーヒー愛あふれるカフェ | マニマニマグ

本店に着いてみてビックリ!雰囲気が全然違います。

手前にはコーヒー関連の豆や器具、お土産品などが並び、奥がイートインのスペースの様です。

想像以上に奥に広い店内で、コの字の様になっている建物の中には、とてもオシャレな庭園がここだけ時間の流れをゆっくりにさせている様です。

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出典:茨城の有名店「サザコーヒー」本店が異空間すぎる。コーヒー愛あふれるカフェ | マニマニマグ

また、奥には個室の様になっている部屋もあり、そこにはおそらく珈琲豆農園のある辺りの民芸品らしい木のお面なんかが飾ってあります。

 

結局ここでお昼前まで時間を過ごしたのですが、最初は落ち着いていた雰囲気も、お昼に近づけば近くほど近所の方々がランチなのか遅い朝食なのかを楽しみにやって来ます。気づけばあっという間に満席の様な状態になっていて、茨城マスターズがここに一度は来て欲しいと言っていた意味が理解できた気がします。

本当に地元の人たちに愛される老舗のお店なんだなと感じました。

また茨城の人たちを見ていて、こうやって平日のお昼前に一人でカフェでランチをしにくるお母さんの姿を見ていたりすると、「余裕」すら感じられます。イメージランキングはあくまで一方的な「見方」であって、本当の姿は別の所にあるんだなと。茨城のイメージが変わりました。

SAZAがザワッと

本店では一番奥の部屋に行きたかったのですが、その時間ちょうど貸切状態で使用できないとのことでした。どうやらSAZA COFFEEのお偉いさん達が会議をしている様で、数十分するとバシッとスーツを来てノートパソコンを抱えたお兄さん、おじ様達が颯爽とその部屋を出て行きました。

なんか、「カフェ」ってもっとゆったりしているイメージでしたが…ここまでの規模になると会議にも緊張感があります。空気が一瞬にして変わって、なんだか映画みたいでした。笑

せっかくならぜひ本店へ

この辺に来たら、ぜひ本店へ足を運んで欲しいです。その道なりの電信柱にはズラッとSAZA COFFEEの広告が並んでいるのですが、それだけでもなんだか不思議な気持ちになります。こんな珈琲屋さん、他には無いなって。

私たちもまた次行く機会があったら珈琲だけではなく、軽食もいただいてみたいなと思っています!

店舗情報「SAZA COFFEE本店」

本社機能と焙煎工場併設、ギャラリーサザ、ケーキ工場、コーヒー倉庫など近隣に駐車場あり。

営業時間:10:00〜20:00

電話番号:029-274-1151

住所:茨城県ひたちなか市共栄町8−18
JR勝田駅より徒歩10分ほど

駐車場:あり

冬の茨城旅ならあんこう鍋の食べれる宿が最高すぎる

こんにちは、都道府県カードで行き先が決まる旅遊び「なりゆきトラベル」をしております、ドラミです。成りゆきトラベル第一弾は茨城県

こんなに書いてるのに、まだ2日目!笑

ようやく宿へ到着です。

冬の茨城であんこう鍋を堪能!

この旅の中で一日くらいは贅沢したいね!と話していました。

  • いいホテルに泊まる
  • 美味しいもの食べる
  • とっておきの物を買って帰る

贅沢と言っても色々ありますが、私たちは茨城の冬の名物「あんこう鍋が食べれる宿」に泊まることにしました。

あんこう鍋が食べられる宿はいくつかあるのですが、その中でも1番有名なのがあんこう研究所がある「あんこうの宿 まるみつ旅館【公式サイト】-最低価格保証-」の様です。

ただ、ちょうどテレビでロケが入ったばかりだったみたいで、空きが無く断念…

 

そこから何軒かピックアップして、最終的にこの3つが残りました。

大洗ホテル

www.oarai-hotel.co.jp

こちらは大洗の海沿いにあるホテルで、キャンペーンもあり、あんこう鍋にアワビがついて1人15,120円。

食事もついていると思えば安い!?けど、なんだか決め手に欠けていてもう少し探すことに。

大洗シーサイドホテル

ooarai-seasidehotel.co.jp

海沿いの少し広い洋室(ちなみに私たちは和室希望)

1人17,000円と大洗ホテルよりは高め。こちも決め手に欠けているので引き続き探してみます。

とらや旅館

www.toraya.net

ひたちなかの海沿いにある宿。他の2つに比べてあんこう鍋付きコース1人8,000円(平日)からと破格!新しい宿ではないですが、茨城マスターズも毎年泊まりに行くオススメなんだとか。

決定打はお得かどうかでは決まらない

この3つで悩み始めた時、どう決めたらいいかなぁと考えていたのですが、まずはとらや旅館の空き状況がネット上では分からなかったので電話してみることにしました。 

たぶん女将さんであろう方が出てくれたのですが、とても気持ちの良い対応ですごく印象がいい!

さらに1人1万円でお鍋にあん肝などをつけてくれるそうで、圧倒的に「ここがいい!」となびいてしまいました。

特典やお部屋の綺麗さ、豪華さも大切かもしれませんが、人が1番大事だなぁと感じた一瞬でした。

いざ、とらや旅館へ!もちろん虎がお出迎え?!

さて私たちは夕方にはチェックインすることにしました。宿に着いたのは18時少し前くらい。早めにお風呂に入って、ゆっくり夕食を食べるために早く行きました。また、次の日はお天気が悪そうだったので、海が見える時間に行きたかったのもあります。

 

宿に到着すると、そこには旅館らしくこの看板のお出迎え!嬉しい!!笑

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立地も通りを挟んですぐ向こう側は磯が広がっていで、きっと夏には家族連れで泊まりに来て朝から晩まで海遊びを楽しむんだろうなという感じが伝わってきます。

 

さらに玄関を入ると、名前を裏切らない昭和な虎さんが威勢いい感じでお出迎えしてくれます。足ピーーーンってなってる 笑

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出典:海が直ぐ目の前!阿字ヶ浦観光旅館とらや

もちろん電話で話した女将さんもステキな笑顔でお出迎えしてくれました。想像していたよりもカジュアルで、赤いエプロン姿でした。

 

冬時期はとらや旅館としては閑散期の様で、他のお客さんはおそらく近くで仕事がある職人さんだけ。女将さんが気を利かせてくれて、最上階の4階のお部屋とお風呂を貸し切りにしてくれました!なんて贅沢な!!

 

お部屋に入って窓からの景色もサイコーで、ドラミも彼も、とらや旅館の虜になってしまいました!

新しい部屋ではないですが、趣があって、きちんと掃除も行き届いていて嫌な感じはなかったですよ♪

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お風呂が先?ご飯が先?それとも…

この日は「ゴロゴロする」でした。笑

 

皆さんはこういう時どちらが先ですか?私は圧倒的にお風呂先がいいです。

だって、もう何も気にかけずにお酒呑めるから…笑

 

ということで、ゴロゴロした後に貸切風呂にゆーーーっくり浸かってリラックス。

お風呂は広いわけじゃないですが、少人数には充分な広さ。たぶんもう一つの大浴場はもっと大きくて海が見えるんだと思います。たしか女湯と男湯で大きいのと小さいのが入れ替わっているはずです。

お楽しみのあんこうタイム!

お風呂からあがるとお隣の部屋に食事を用意してくれました。もちろんここも貸し切りだったので、初めに女将さんがお鍋の用意をしてくれたら、後は終始ゆっくり食事を楽しむことが出来ました。

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お鍋の中の写真を撮ってないのが非常に残念なのですが、あんこうが丸ごと詰まったすごく美味しい鍋でした!

あんこう鍋って初めて食べたので、これが普通か分からないんですが、あん肝が出汁に溶かしてあって濃厚なんです!!これが本当に美味しい!

身は思ったよりも淡白で、出汁とすごく合っていて美味しかったです。

 

そしてもちろん一緒に呑むのは、安藤商店でおススメしてもらった御慶事。こちらは純米吟醸の生酒です。もう今出ている分しかないそうで、甘めの飲みやすいお酒でした。

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もう、食べ切れない…っていうくらいの量があったんですが、写真右側に写っているのはご飯のおひつ。〆の雑炊用です。

開けてみてビックリ…こんなに食べ切れない…

と、思ったものの、あんこう鍋が美味しすぎてそのお出汁を吸いまくったお米がどんどん入る!笑

それも出汁がかなり濃厚なので、雑炊は卵で綴じない!純粋な「あんこう鍋味」で美味しかったです。

食べすぎましたが、贅沢な1日でした

完全に食べすぎではありましたが、すごく贅沢でした。

次の日、やっぱり曇っていて朝日は見れませんでしたが、それでもお部屋から見える景色はほとんどが海しかなくてこれまた贅沢でした。朝食は一階にある海を見ながら食べれる食堂のような所で食べましたが、お味噌汁にご飯、鮭、納豆など「これぞ!」な和朝食で「前日食べすぎた」と言いつつも美味しくいただきました。

 

女将さんに磯を散歩するといいよ〜と教えてもらいましたが、3日目は用事があって早く出発しなきゃいけなかったので断念。

また次の機会に海まで行きたいなと思います!

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あんこう鍋のために探し始めた宿でしたが、色んな意味で贅沢をさせてもらって本当にここに泊まれてよかったなと思います。

いつもこんな感じではないでしょうが、また泊まりに行きたいなと思います。

お宿情報「とらや旅館」

阿字ヶ浦観光旅館とらや

住所:〒311-1202 茨城県ひたちなか市磯崎町4647-1灯台

電話番号:029-265-8222

料金:基本の大人宿泊料金

  • Aコース 平日8,000円 休日とその前日8,500円→刺身、揚物、海鮮陶板焼き共7品(冬季/あんこう鍋)
  • Bコース 平日9,500円 休日とその前日10,000円→刺身、揚物、海鮮陶板焼き共9品(冬季/あんこう鍋)
  •  Cコース 平日12,000円 休日とその前日13,000円→刺身、あん肝、揚物、海鮮陶板焼き共11品(冬季/あんこう鍋)

チェックイン:PM3:00より(遅くてもPM8:00までに要入館)

チェックアウト:翌日AM10:00まで

お酒好きへ 茨城への地酒愛溢れる酒屋

こんにちは、都道府県カードで行き先が決まる旅遊び「なりゆきトラベル」をしております、ドラミです。成りゆきトラベル第一弾は茨城県

さて、この日の宿へ向かう途中、せっかくなのでお酒を買って行こう!という事になり急遽酒屋さんを探しました。

Googlemapで調べると、ちょうど通っていたあたりの近くにいくつかの酒屋さん情報が出て来ました。決めるまでにゆっくりホームページを見ることも出来ませんでしたが、店内写真の雰囲気で即決!

茨城のお酒だけ!店主のこだわりが詰まったお店「安藤商店」

私たちが行ったのはここ、「安藤商店」です。

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当店は茨城県内の地酒”茨酒”を専門に扱い、お客様と共に愉しむことを生業と致しております。地酒とはその土地土地に古くから受け継がれた食文化の一翼であり、日常的な庶民の楽しみではないかと思います。故郷の酒を適正な価格で安定提供できる、そんな《真の地酒屋》を目指しています!!

ibazake.com

大きいとは言えない店舗ですが、路地裏にあるとても感じの良い酒屋さんです。

この文章を後から読んで納得!店主さんのこだわりが詰まってるお店でした。

茨城は関東一の酒蔵の宝庫!!

実は茨城県には5つの大きな川が流れていて、そこを中心に40もの酒蔵があるのをご存知ですか?(私は知らなかった!)

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baraki-sake.or.jp

私たちが水戸駅で飲んだ常陸野ネストビールも茨城の酒造メーカー木内酒造さんが造っています。 

nari-tra.hatenablog.com

 

そんな茨城県内で造られているお酒しか置かないのが、ここ「安藤商店」のこだわりです。

店主から滲み出る地酒愛

さて、お店に着いた私たちは早速店内へ。

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出典:安藤商店|「ひたちなかの店」e情報サイト

大きな冷蔵庫と棚に綺麗に並べられたお酒達。もうその雰囲気だけでもここのお酒達は大事にされてるんだなぁと伝わって来ます。

店主さんはとても感じの良い対応で話しやすかったです。オススメのお酒を聞いてみました。

 

私たちはどちらもお酒を飲むのが好きなのですが、店主さんはどんなお酒が好きなのかを聞いてくれて、九州のお酒の話なんかもしました。ちなみにドラミは銘柄とかは良く分からない…彼の方が断然よく知っています。

 

知識を押しつけてくるのとかではなく、ちゃんと私たちに合ったものを選んでくれようとしてくださるのが好印象でした。

選んでもらったのはこちら

彼はよく遠出をした時に酒屋さんに行くと、その土地土地のお酒を買います。帰って呑むというよりは何かある時に手土産にしたりする用。

なので今回も九州へお持ち帰りの一升瓶を一本と、旅中に呑む少なめのものを1本買う事にしました。

店主さんにオススメしてもらったのはこちら、青木酒造さんの「御慶事(ごけいじ)」というお酒。名前からもおめでたい感じもするので、手土産にもピッタリ!さすがです。

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出典:SAKE COMPETITION 2015 純米吟醸部門3位受賞 - 茨城県古河市の酒蔵、青木酒造

青木酒造さんは天保2年(1831年茨城県と栃木県の境の辺りにある古河と言うところにある酒蔵で、そこが造る地酒「御慶事」は地元の方をはじめ、広く愛されています。また全国新酒鑑評会にて金賞、南部杜氏自醸清酒鑑評会にて3位入賞を果たしたことで注目されているお酒なんだそうです。

そこの8代目は青木知佐さんという女性なのですが、「この子、可愛いんだよ〜」とお茶目に話す姿が可愛かったです。

aokishuzou.co.jp

まさかこんなおもしろい酒屋さんに出会うなんて!きっとこういう方とお酒呑むと楽しいだろうなぁと話しながら、買ったお酒を大事に持ってお店を後にしました。

ぜひ近くを通られたら安藤商店さんへ行って、茨城のお酒の話を聞いてみてほしいです。

店舗情報「安藤商店」

営業時間:9:00〜19:00
定休日:火曜日
住所:茨城県ひたちなか市長堀町2-16-14
電話番号:029-272-2755
駐車場:あり(3台)

 

海が見えるスケルトンな日立駅。駅だけ見て帰るのは勿体無い!その2

こんにちは、都道府県カードで行き先が決まる旅遊び「なりゆきトラベル」をしております、ドラミです。成りゆきトラベル第一弾は茨城県

日立駅から日立バイパスを通って南下。その途中のこと。

またまた茨城マスターズからの紹介なのですが、美味しい坦々麺がある中華料理屋さんがあるという事で、これまた寄り道してみる事にしてみました。

ぶっきらぼうでも人気なお店「蘆山」

日立駅から車で10分ちょっとのところにそのお店はあります。外観は昔ながらの中華料理屋さん。もうお昼時ではなかったので、店内にはきっと近所の御得意さんなんだろうなというおばさんが1人いるだけでした。

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出典:中国料理 蘆山 [日立市/中華料理]【いばナビ】

店員のおばさんはなんだかちょっと無愛想というか。。。なんというか。若干緊張してしまいました。笑

お腹の具合的にもあまり沢山は食べれそうになかったので、坦々麺と餃子を1つずつしか頼まなかったからなのか、オーダーを取る対応が怖い。。。

お店としてはやっぱり「え?」な頼み方だったかなとかも気にしつつ数分待つと噂の担々麺がやって来ました。

辛さいだけじゃない!

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出典:蘆山 - 常陸多賀/中華料理 [食べログ]

私は辛いのが全然食べれません。なので、坦々麺はほとんど食べれないのですが、ここまで来て食べないのも悔しい。。。

と、いう事で少しだけ分けてもらいました。

 

カ、カ、カァーラァーイイィーーー!!!
って叫びたいくらい辛かったです。

さらに自家製ラー油も美味しいらしいですが、そこまで手が伸びませんでした。

 

が、辛いの苦手な私でも美味しいのは分かる!スープを飲むと、本当に喉に刺激がくるんですが、それでも美味しくて何度も飲んでしまいました。

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出典:しゅかりんのデブログ・・・

そしてそして、一緒になんとなく頼んだ餃子が美味しくてびっくり!とってもモチモチした独特の重めの皮が美味しい餃子でした。

郷に入れば郷に従え。

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出典:廬山の担々麺は思わずスープを持ち帰りたくなる旨さ!! - いばらじお♪

接客は決して良いとは言えませんが、それでもここの味のファンは多い様。人によっては店内が汚いとか、接客が最悪みたいな口コミを書いている人もいますが、ここはもうそういうのも含めて「蘆山だ」と思うべきかなと思います。

お店を出るまで口コミの事は知らなかったけど、それでもファンが多いのはそれだけ美味しいからです。

けど私たちが行った時におばちゃんは、無愛想ながらも常連さんを気遣っていたりしていて、決して悪い人ではないんだなと思っていました。

店舗情報 中華料理「蘆山」

住所:茨城県日立市金沢町1-1-2
営業時間:11:00-21:00(l.o.20:30頃)
定休日:火曜
駐車場:あり

tabelog.com

気になるトタンの呑み屋街を発見!!

さて、蘆山のを探している時のこと。googleさんが斜めに通る細い道を曲がって!と言うので「ここ?!」と思いながら2人でキョロキョロしていました。

すると、その細い道のところにすっごく古いトタンの小さな小屋(バラック小屋とも言うみたい)が立ち並ぶエリアを発見!

 

ドラミも彼もこういうモヤモヤした場所に惹かれる傾向にあるため、一瞬で「何だあれは?!」とテンションが上がりましたが、その時間はどこも空いておらず分からないままでした。

 

その後、茨城マスターズにそのことを聞くと、ここはちょっと有名な場所だったみたいです。

日立のディープスポット「塙山(はなやま)キャバレー」

青いトタンの小さな建物が沢山並ぶこのエリア。今にも崩れてしまいそうな雰囲気もあり、本当にお店をやっているんだろうか…?という空気感。タイムスリップというか、どっか違う次元へ連れて行ってしまわれそうな感じです。笑

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出典:昭和の雰囲気が残る塙山キャバレーの今 ( 旅行 ) - 追憶の彼方へ-ruins rider- - Yahoo!ブログ

「塙山キャバレー」という何とも時代を感じる名前。以前「NHKドキュメント72時間」に取り上げられたこともあるらしく、知っている人は知っている!的な場所の様です。

deepestate.net

調べれば調べる程気になる…笑

結構勇気は必要そうですが、次回この辺に行くことがあれば行きたいところ候補に入って来そうな場所だなと思っています。

 

こんな感じで、せっかく日立まで行くのなら駅だけでなく周りも楽しめるところがありそうです。他にも探せば沢山出てると思いますので、ローカルな町探検いかがでしょうか?