なりゆきトラベラーズ

都道府県カードで行き先が決まる旅遊びブログ

そこはもうパラダイス!ほしいも好きはぜひ茨城県「ほしいも専門店 大丸屋」へ

こんにちは、都道府県カードで行き先が決まる旅遊び「なりゆきトラベル」をしております、ドラミです。成りゆきトラベル第一弾は茨城県

茨城を車で走っていると、至る所に「ほしいも」の文字を見かけます。そんな中でも「ほしいも」が堪能できるという場所へ行って来ました。

ひたすら干し芋の可能性を追求した結果がそこにある

私たちが向かったのは、「ほしいも専門店 大丸屋」
ここは創業以来120年間に渡り、ひたすら干し芋の可能性を追求し続け、ついには正に「ほしいも御殿」の様な立派なお店が出来ています。

大丸屋のホームページには

茨城県における甘藷切干(乾燥いも)製造の創始は、明治年間湊町(現在のひたちなか市那珂湊)からおこりました。甘藷切干製造はもともと静岡県下に行われていたものですが、湊町の先人が技術を導入し、これを近隣の農家が冬場の副業として生産を増大させていったものです。

出店:www.e-daimaruya.co.jp

とあります。

はじめは干し芋と並行して、特産品であったサツマイモをはじめとした野菜を本州〜北海道まで出荷していた様です。

ほしいもの需要って…

私たちが普段生活していると、ほしいもを食べる機会ってそんなにないんです。嫌いとかではなく、触れる機会がない。そんな中、町の至る所に「ほしいも」の文字が並んでいるのはとても不思議な光景でした。

一説によると、茨城の人はほしいもが大好きで、たくさん作ってもあまり県外に出ることはなく地産地消してしまうんだとか。

んーそう言われるとこの量を作ってもなかなか私たちが食べる機会が無いのも納得。むしろ、ちょっと悔しいのは何故でしょう!

まさかのお出迎え!!

さて、大丸屋に到着するとそこは、大型のバスなんかも止められる駐車場も完備する、とても立派な建物でした。

最初、場所が分からず隣の事務所らしきところに入ったら「店舗は移動しました。恐竜が目印です」的なことが書いてあり、「???」でしたが、隣の建物に行くと本当に恐竜の鍛鉄像とほしいも創始100年と大丸屋創業110年記念したさつまいものオブジェがお出迎え。

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出典:ほしいもとジェーラートのお店 ほしいも専門店大丸屋

ちなみにティラノサウルスの名前はキャメロット君らしいです。恐竜の足元には石碑があり、こう書かれています。

太古の昔、1億4000万年から6500万年前の中生代白亜紀の時代、ここひたちなか市那珂湊の地は恐竜や翼竜などが跋扈する原始の世界でした。
この時代は温暖で湿度が高い気候が続き、さまざまな種がこの7500万年もの間地上、海洋、空を含め多種多様な進化をとげながら繁栄しておりました。
この地の平磯・磯崎海岸にはその中生代白亜紀後期に推積した地層が露出し(白亜紀層と呼ばれています)のこぎりの歯のような岩礁が連なり波に洗われているが見られます。
実際に海岸へ下り、触れて観察することもできます。
アンモナイトやウニの化石の他、翼竜(ヒタチナカリュウ命名されました)の肩甲骨なども発見されています。
長くて太い角を持った草食性のトリケラトプス、巨大な草食恐竜のブラキオサウルス、ケティオサウルス 海生の首長竜プレシオサウルス翼竜プテラノドン・・・・・そして、まだ発見されてはいませんが、地上最強といわれる、この肉食恐竜ティラノサウルスもこのあたりで活動していたのでは、と想像し、このナカミナトリュウティラノサウルスを製作いたしました。
地球創造の情景はいかばかりであったか
皆様も当時の情景をこのティラノサウルス CAMELOT を前に想いをめぐらせてみてはいかがでしょうか。

ティラノサウルスは見つかってないんかーい!と思いつつも、なんでも無くここにある訳ではないらしい。知らずに行ったので、最初のインパクトはかなり強烈です。

 

駐車場に車を止めて、大きな乾燥施設を覗くと、早速ほしいもを発見!少しずつ小さくなっていっているほしいもたち。なんだか可愛く思えてきます。

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いざ、ほしいもパラダイスへ!

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出典:ほしいも専門店 大丸屋 (ひたちなか市) の口コミ27件 - トリップアドバイザー

中に入ると、所狭しと並べられたほしいもが!!いろんなサイズ、お徳用、お土産用などなどパッケージはもちろん、玉乙女、泉、シルクスイート、星きらり、星こがね、パープルスイート、ヘルシーレッドなどなど聞いたこともない品種のほしいもが並んでいました。

それぞれ原料いもの種類によって味はもちろん、色や見た目が違っていて面白かったです。全部ではないですが、試食もできます。

また、茨城県では「まるぼし」といって、小さな芋を丸ごと乾燥させたタイプもあり、やっぱり手間暇かかるのか少し値段は高めでしたが、芋の味はスライスされたものよりしっかり味わえるので、芋好きさんにはまるぼしがオススメ。

お土産はこれに決まり!

食べきりサイズのほしいもがたくさんあったので、これをお土産にすることにしました。3〜4枚ずつ入ったもので、300円ほど。それぞれ種類の違うものを10個買いました。

持って帰って知人に渡すと、意外に「ほしいも好きなの!」と言われて驚きました。好きな品種を選んでもらって、帰ってからも楽しかったですよ♪
他にもお土産パックもあったので用途に合わせて「ベストほしいも」を選ぶのが良いと思います。

店舗情報「ほしいも専門店 大丸屋」

住所:〒311-1225 茨城県ひたちなか市釈迦町18-38
電話番号:029-263-7777
営業時間 年中無休
平日 10:00~17:00 日・祝日 9:00~17:30